
第101代内閣総理大臣の岸田文雄氏の著書「岸田ビジョン」
その岸田ビジョンを元に中田のあっちゃんが授業をしてくれました。
中田さんのオススメは第四章
選挙に落ちないための2つの必殺が書いてあります。
政治家になると、どんなに偉くなっても4年以内に選挙があるので、地元の人の票はとても大事なのです。
必殺技1 選挙の時以外も地元で演説をしまくる 平時演説
岸田氏は選挙と関係なく、週2ペースで地元の広島で演説するということを新人の頃からやっています。
ここ4年以内に選挙があるのがわかっているから外務大臣になろうが地元で演説します。
閣僚になっても、外国よりも、広島を優先すれば広島の人は票を入れてくれるのです。


必殺技2 後援会の作り方
かつて後援会の大正解は新潟の故田中角栄氏が作りました。
越山会はピラミッド型です。
トップにお願いすれば下に上部の意向が伝わります。
しかしこれは他の人にはなかなかマネできません。広島は都会で新潟より人間関係がドライだし、岸田さんは自分にそれほどのカリスマ性がないことを知っていたからです。
そこで岸田さんは分散型後援会を作りました。
1つの大きなピラミッド型ではなく、20人以上の小さな後援会をたくさん作ったのです。
20人しか集まってなくても広島に帰る男、岸田文雄。
リーマンショックと自民党
リーマンショックの金融危機で自民党に逆風が吹いた時代がありました。
その時の選挙で自民党員がバタバタ落ちていきます。
元首相の海部俊樹でさえも地元で落ちました。
そんな逆風の中、岸田氏は当選します。
岸田氏の分散型後援会が力を発揮したのでした。
そして岸田氏は「選挙の岸田」と言われるようになるのです。
岸田文雄エピソード
その他の岸田文雄氏のエピソードです
●自民党の加藤の乱で、反乱側に付き、政治生命を賭けた勝負をしました。

派閥争いなんでそんなに楽しいのかって?何度も言ってるじゃん。
サルだから!
サルは誰がボスザルで何匹のサルを従えているかってことに人生を使うの!
何度言ったらわかるんだよ!わかってよ!ふ~っ!(あっちゃん)
岸田氏は加藤の乱ではおとがめなし。岸田氏は本来は、自分の理念をはっきり主張しないことによって、敵を作らない順応型とも言われています。
●外務大臣時代、アメリカのケリー国務長官とオバマ大統領の広島訪問を実現。


それから以下の2つは私が調べました。
●本人は金融資産に株式をまったく持っていないためか、ちょくちょく株価を下げる発言をして投資家から顰蹙を買われることもある。
●しかし国民の支持率は65%と上昇。やはり日本人は株式やっている人は少ないのか。
ちなみにこの授業は岸田文雄氏が総理大臣になる前、自民党総裁選に出馬していた時です。
現在の総理大臣がどういう人か調べるきっかけをくれた中田さんの授業でした。
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