
あっちゃんの介護の授業です。
あっちゃんの親御さんは現在はお元気だそうです。でも元気なうちこそ考えておくことが大事とのことでした。

マンガでわかる介護入門 /上田惣子著
今回は「マンガでわかる介護入門/上田惣子著」という参考資料を元に、介護のざっくりとした全体像の授業をしてくれました。
知ることでホッとする介護入門の授業のまとめをご覧ください。
目次 (タップでジャンプ)
介護の手続きの大まかな流れ
介護をする時には、介護保険制度を使います。そのためには手続きが必要です。
1. 65歳になると介護保険証が送られて来る。
↓
2. 介護保険制度を使うため、その介護保険証を持って自治体に行って申請する
↓
3. 医師や調査員によって介護度の認定を受ける
↓
4. 介護度のレベルによって給付金が出る
↓
5. 地方包括支援センターの職員(ケアマネジャー・福祉士)と相談しながら介護プランを決めていく
ちなみに地域包括支援センターは全国にある介護に関する相談を無料でできる施設です。全国に5200カ所あります。

そんなにあるの〜(あっちゃん)
介護度のレベル
介護度は要支援(軽い)と要介護(重い)に分けられます。
食事と排泄が誰のケアもなくできると基本的には要支援です。
そして要支援は軽い順からレベル1と2に、要介護は軽い順からレベル1からレベル5までに分けられます
介護度認定についての注意点
介護度の調査員が来たとき、調査員の「大丈夫ですか?」という質問に対して
介護者は介護が必要なのに「異常ありません」と答えてしまうことがあります。
実際の状況と違うことを親が言ってしまうのです。
そうすると必要な支援を受けられなくなってしまうので、親の異常行動に気づいたらノートに記録しておきましょう。
認知症
自分の親が認知症になったら、子供はショックで悲しいです。
しかし、前もって知識として持っていると、心の準備ができて気持ちが楽になります。
認知症の原因は、脳細胞や脳神経にダメージが加わり、ネットワーク上に支障をきたすことと言われております。
具体的には
●自分の子供を子供だと認識できない
●カードを使いまくる
●食べたことを忘れてまた食べる
●夜中に徘徊 などの症状があげられます
2025年には人口の多い団塊の世代が後期高齢者になります。
また、65歳の高齢者のうち、5人に1人が認知症を患うと言われています。
誰に起きてもおかしくないことなのです。
「自分の親がそうなると悲しいが、人間は老いる
前もって知識として持っていると心の準備ができて気持ちが楽になる
悲しいけれどそういうことは起きうる。というか往々にして起こる」
という内容のことをあっちゃんが言ってました。
お金のはなし
さて、肝心の介護においてのお金のはなしです。
この本では「親の介護はいくらかかるかじゃない。いくらかけるかだ」と書いてあります。
予算をハッキリさせることが大事です。
施設はピンキリ、予算から決めるべきとのことです。
そして「介護は親のお金を使う」と書いてありました。
そのために親の資産を聞きましょう!!
年金・貯蓄・ローン・借金など親の資産状況を聞きましょう。
親の資産を聞いたことがない、聞き辛いという人もいるでしょう。
聞くためのコツも教えてくれました。
サポートをする感じで入っていって、お金の話を聞きます。
例えば
●保険を見直そうかと思っている。ついでに親の保険も見直したいからお金を話をまとめてしないか?
●税金についてサポートしようか
●確定申告手伝おうか
そして誰が聞くかも大事です。
この人の話だったら聞くという人に聞いてもらいます。
大事なのは介護について元気なうちに真剣に考えたいというメッセージを伝えることです。もし認知症になったら。それこそ話し合いもできなくなります。
そして、資産状況がわかったら、親が100歳まで生きるプランで考えます。
【例】 現在85歳だったら
100-85=15
親の資産を15で割る
そうしないと途中でお金が尽きたら共倒れになってしまうからです。
【親のお金が全くない場合】
その場合の制度やサービスがあります。
特別養護老人ホーム など
あきらめないで、情報収集を続けましょう。
介護は情報戦です。
【家族を連携させる】
介護は個人戦ではありません。チーム戦です。
家族を連携させましょう。
1つオススメは
親の介護のための費用を兄弟でプールする口座を作ります。
そこから必要な時に出します。
基本的には親のお金を使うことが前提です。
介護は情報戦。自分で積極的に情報を撮りに行く。これが大事(あっちゃん)
切り抜き動画「介護入門」です。良かったらチャンネル登録お願いします😄。